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2026.07.30ブログ

墓じまいとは?意味や必要になること、始める前の確認点をわかりやすく解説

墓じまいとは?意味や必要になること、始める前の確認点をわかりやすく解説

 

「墓じまいという言葉を聞くようになったけれど、具体的に何をすることなの?」

「お墓を撤去すれば、それで終わりなの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

墓じまいは、単に墓石を撤去することではありません。
ご遺骨を新しい供養先へ移し、墓石を撤去して墓地を管理者へ返還するまでの一連の対応を指します。

この記事では、墓じまいの意味や検討される理由、始める前に確認したいことを、初めての方にも分かりやすく解説します。

 

墓じまいとは?

墓じまいとは、現在のお墓からご遺骨を取り出し、墓石を撤去して墓地を更地に戻し、管理者へ返還することです。

取り出したご遺骨は、そのままにすることはできません。新しいお墓や永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、別の供養先へ移します。

そのため、墓じまいは「お墓をなくすこと」ではなく、

これまでの供養方法を見直し、ご遺骨を新しい場所へ移すことと考えると分かりやすいでしょう。

 

主に行うことは、次のとおりです。

・家族や親族と話し合う

・現在の墓地管理者へ相談する

・ご遺骨の新しい供養先を決める

・改葬に必要な手続きを行う

・閉眼供養を行い、ご遺骨を取り出す

・墓石や外柵を撤去する

・墓地を更地にして返還する

・新しい供養先へ納骨する

これらをすべて終えて、墓じまいが完了します。

 

「墓じまい」と「改葬」の違い

墓じまいと一緒によく使われる言葉に「改葬」があります。

改葬とは、現在のお墓に納められているご遺骨を、別のお墓や納骨施設へ移すことです。一般的には、現在のお墓がある市区町村へ申請し、改葬許可を受けてからご遺骨を移します。

一方、墓じまいには、ご遺骨の移動だけでなく、墓石の撤去や墓地の返還も含まれます。

 

項目 主な内容
改葬 ご遺骨を別の場所へ移すこと
墓じまい 改葬に加えて、墓石の撤去・墓地の返還まで行うこと

 

改葬はご遺骨を移すことを指し、墓じまいはそれに加えて、墓石の撤去や墓地の返還まで行うことを指します。

墓石を撤去するだけでは、墓じまいは完了しません。 

 

墓じまいを検討する主な理由

 

墓じまいを考える事情は、ご家庭によってさまざまです。

以前は、お墓を代々受け継ぐことが一般的でした。しかし現在は、家族の暮らし方や住む場所が変わり、従来どおりにお墓を維持することが難しいご家庭も増えています。

 

お墓を継ぐ人がいない

子どもがいない、または子どもが遠方に住んでいるなどの理由から、将来お墓を管理する人がいなくなることを心配し、墓じまいを検討するケースがあります。元気なうちに今後の供養方法を決めておくことで、将来への不安を減らせます。 

お墓が遠く、お参りや管理が難しい

実家の近くにお墓があっても、現在は遠方で暮らしている方も少なくありません。年齢を重ねるにつれて移動や掃除が負担になり、通いやすい場所へご遺骨を移すために墓じまいを検討するケースがあります。 

 

子どもや孫に負担を残したくない

お墓の管理には、定期的なお参りや掃除、管理費の支払いなどが必要です。将来、子どもや孫に負担をかけたくないという思いから、永代供養など承継者を必要としない供養方法へ移す方もいます。 

お墓が複数あり、管理をまとめたい

夫婦それぞれの実家にお墓があるなど、複数のお墓を管理しているご家庭もあります。移動や管理の負担を減らすため、ご遺骨を一か所へまとめたり、家族が通いやすい供養先へ移したりするケースがあります。

 

墓じまいは誰が決める?

 

墓じまいは、一般的には墓地の使用者や名義人を中心に進めます。

ただし、名義人だけで決められる場合でも、家族や親族へ相談せずに進めることはおすすめできません。

お墓は、ご先祖様を供養する場所であると同時に、親族にとって大切な心のよりどころになっていることがあります。

 

墓じまいを進めた後に、

「お墓を残してほしかった」
「事前に相談してほしかった」
「合祀されるとは知らなかった」

といった意見が出る可能性もあります。

話し合う際は、次の内容を共有しておくとよいでしょう。

・なぜ墓じまいを考えているのか

・今後、誰がお参りをするのか

・ご遺骨をどこへ移すのか

・費用を誰が負担するのか

・いつごろ実施したいのか

全員の希望を完全に一致させることが難しい場合もありますが、早い段階で事情を説明することが大切です。

 

墓じまいを始める前に確認したいこと

 

墓じまいを思い立ってもすぐに墓石の撤去を依頼するのではなく、まずは次の点を確認しましょう。 

 

確認すること 主な確認内容
墓地の管理者 寺院墓地・公営墓地・民営霊園のどれか、工事の申請方法や指定業者の有無を確認します。
墓地の名義人 墓地使用許可証などで名義人を確認します。亡くなっている場合は、承継手続きが必要になることがあります。
ご遺骨の数 新しい供養先の費用や必要なスペースに関わるため、何名分のご遺骨が納められているか確認します。
新しい納骨先 墓じまい後のご遺骨は、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、新しい一般墓などへ移します。

納骨先によって、費用やお参りの方法、個別に供養される期間が異なるため、ご家族の希望に合った方法を選ぶことが大切です。

 

墓じまいのおおまかな進め方

墓じまいは、一般的に次のような順番で進めます。

家族や親族へ相談する

現在の墓地管理者へ連絡する

新しい供養先を決める

墓石撤去の現地調査と見積りを依頼する

改葬に必要な書類を準備する

閉眼供養を行い、ご遺骨を取り出す

墓石を撤去し、墓地を返還する

新しい供養先へ納骨する

 

墓じまいは、家族との相談から新しい供養先への納骨まで、順番に進めます。 

実際には、墓地や自治体によって必要書類や順番が異なる場合があります。

詳しい手続きや必要書類については、関連記事「墓じまいの手続きは何から始める?必要書類と流れを7ステップで解説」をご確認ください。

 

墓じまいにはどのような費用がかかる?

 

墓じまいでは、主に次のような費用が発生します。

墓石の撤去費用だけでなく、閉眼供養、行政手続き、新しい納骨先などの費用がかかります。

主な費用は次のとおりです。
・墓石や外柵の撤去・処分費
・墓地を更地に戻す費用
・閉眼供養のお布施
・行政手続きに関する費用
・新しい納骨先の費用

金額は、お墓の広さや立地、搬出経路などによって変わります。詳しい料金については、関連記事「墓じまいの費用はいくらかかる?」をご確認ください。

 

墓じまいで後悔しないために大切なこと

 

墓じまいで後悔を防ぐためには、作業を急ぐよりも、事前の確認に時間をかけることが大切です。

特に注意したいのは、次の点です。

□ 家族や親族へ相談してから進める

□ 墓地管理者へ早めに連絡する

□ ご遺骨の新しい行き先を先に決める

□ 見積りに含まれる作業範囲を確認する

□ 合祀後にご遺骨を取り出せるか確認する

□ 費用だけで依頼先を決めない

□ 契約内容を書面で確認する

 

墓じまいは、一度工事を終えると元の状態へ戻すことが難しい手続きです。

「今後も家族がお参りできるか」「納骨後にどのような供養が行われるか」まで考えて決めましょう。

 

墓じまいをするか迷っている段階でも相談できる

 

墓じまいは、必ずしもすぐに実施しなければならないものではありません。

まずは現在のお墓の状態や、今後管理する方がいるかどうかを整理するだけでも構いません。

「お墓を残す方法はあるのか」
「永代供養へ移した方がよいのか」
「費用がどのくらいかかるのか」

といった疑問を一つずつ確認し、ご家族に合った方法を考えることが大切です。

一休堂では、墓石の撤去だけでなく、改葬手続き、閉眼供養、新しい供養先までまとめてご相談いただけます。

まだ墓じまいを決めていない段階でも、お気軽にご相談ください。 

 

まとめ

墓じまいとは、現在のお墓からご遺骨を取り出し、墓石を撤去して墓地を返還し、新しい供養先へご遺骨を移すことです。

単なる撤去工事ではなく、家族との話し合い、墓地管理者への相談、行政手続き、新しい納骨先の決定などが必要です。

後悔しないためには、早い段階で家族や墓地管理者へ相談し、ご遺骨の行き先や費用、進め方を確認しておきましょう。

一休堂では、墓じまいからその後の供養までまとめてご相談いただけます。「何から始めればよいか分からない」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。

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